突然ですが、たまには建物の案内から離れまして、少々前の話を日記に乗せてみたいと思い打ち込みました。事務所の神棚の下にはわたくしが生涯宝物にしているある方からの1通の書状がります。法隆寺薬師寺の大棟梁でありまして、文化功労者<西岡常一様>からの書状です、毛筆にて内容は、日光並木杉のはがきを奈良斑鳩の里まで、これまた有名な方に運んでいただき届いて差し上げた、御礼の手紙なのです。今は亡き雲の上の大棟梁様です、6寸 横1.5尺ほどの書状ですが、小生にとってはこの書状を見ているときは、木ごころが少しは分かってきたなーと思う一時です。 木に感謝。